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家の建設中に埋設物を発見!対応手順や負担する費用について解説

2025-11-06

建築

家を建てる工事の途中で、地中から想定外の埋設物が見つかることがあります。
そうした場合、突然の出来事に驚き、費用や工期のことが気になる方も多いでしょう。
実際には、対応の仕方や契約内容によって、その後の流れは変わるので、おさえておくとトラブルなく進めることができます。
そこで本記事では、埋設物を発見した際の手順や費用の考え方、再発を防ぐための対策を解説します。

この記事の要点
Q:家を建てる途中で地中埋設物が見つかった場合、撤去費用は誰が負担しますか?
A:原則として、契約書に特約がなければ土地の所有者である買主が負担します。
ただし、売主が埋設物の存在を知っていた、または知るべき状況にあった場合は、契約不適合責任を問える可能性があります。
契約時に費用負担の特約を明記し、事前調査や専門業者への見積もり依頼を行うことがトラブル防止につながります。

埋設物が見つかったときの初動対応

埋設物が発見された際は、慌てず冷静に状況を整理することが重要です。
一見小さな問題に思えても、対応を誤ると後々の費用や契約トラブルにつながる可能性があります。
ここでは、現場で取るべき基本的な流れを解説します。

現場の安全確保と記録

まず行うべきは、現場の安全を確保することです。
金属やコンクリート片のほか、場合によっては古い配管やガス管が埋まっていることもあります。
無理に掘り出したり、移動させたりせず、施工業者や現場監督にすぐ報告するのが一般的です。
報告の際は、発見場所や埋設物の形状、深さなどを写真で記録しておくと良いでしょう。
この記録は、後日費用負担や撤去作業を検討する際の根拠となります。
また、状況を誤解なく伝えるためにも、スマートフォンなどで全体像と近接写真を両方残しておくと安心です。

関係者間の情報共有と責任範囲の確認

埋設物の存在が確認されたら、関係者の間で迅速に情報を共有します。
施主、施工会社、不動産仲介会社が連携し、まずは「誰がどの範囲で対応するか」を明確にすることが欠かせません。
土地を購入した際の契約書や重要事項説明書を見返し、地中障害や埋設物に関する条項を確認しておきましょう。
この段階で責任の所在をあいまいにしたまま進めてしまうと、後に費用を巡るトラブルに発展しやすくなります。
また、発見した時点で専門業者への見積もりや相談を行うことで、費用や撤去期間の目安を早期に把握できます。

対応方針の決定と作業再開の判断

撤去が必要な場合は、埋設物の種類と規模によって作業方法が異なります。
コンクリート片やレンガのような残置物は比較的簡単に除去できますが、配管や大型構造物の場合は専門の撤去業者が必要です。
撤去作業は産業廃棄物処理法に基づいて行われるため、業者選定時には許可証の有無を必ず確認しましょう。
また撤去方針を決める際には、費用負担や作業範囲だけでなく、工期への影響も考慮することが大切です。
とくに基礎工事前に発見された場合、作業の遅れが全体スケジュールに直結します。
工期に余裕がない場合は、代替工程を組み合わせるなど、柔軟に調整する方法も検討しておくと良いでしょう。
最後に、再発防止の観点から記録や報告書を残しておくことも欠かせません。
写真・日付・担当者・作業内容をまとめて保管しておくと、後の説明責任にも対応できます。
初期段階での丁寧な対応が、トラブル防止と安心した工事進行につながるでしょう。

費用負担の考え方と契約上の責任

埋設物が見つかったとき、もっとも気になるのが撤去にかかる費用を誰が負担するのかという点かと思います。
実際には、契約内容や土地の履歴によって判断が異なり、一概にその場ですぐに決めることはできません。
ここでは、一般的な考え方や契約上の確認ポイントを整理しておきましょう。

基本的な費用負担の考え方

地中埋設物の撤去費用は、原則として「所有権者」または「原因者」が負担するのが基本です。
ただし、土地の売買契約や建築請負契約の内容によって責任の範囲が異なります。
売主が土地の状況を正確に説明していなかった場合は、売主負担となることもあります。
一方で、建設工事中に偶発的に発見された場合は、施主負担となるケースも少なくありません。
契約の内容を確認し、どのような場合に費用が発生し得るかを事前に理解しておくことが安心につながります。
また、撤去の必要性が低い軽微な埋設物であれば、そのまま埋め戻して対応できる場合もあります。

契約書で確認すべき条項と責任範囲

埋設物に関するトラブルを避けるためには、契約書の「地中障害」や「瑕疵担保」に関する条項を確認しておくことが欠かせません。
地中障害条項とは、工事中に埋設物や地下構造物などが発見された場合の責任や費用分担を定めるものです。
契約書に「予期せぬ障害物が発見された場合、追加費用は発注者負担」と記載されている場合、施主が費用を負担する可能性が高くなります。
一方、売主が「契約不適合責任(物件の欠陥に対する責任)」を負う旨が明記されていれば、売主側に一定の費用負担義務が生じます。
このように、契約の文言一つで結果が異なるため、事前に不動産会社や施工会社へ確認することが大切です。
また、不明点がある場合は、早い段階で専門家や司法書士に相談しておくとトラブル防止に役立ちます。

トラブルを防ぐための判断基準と対話の工夫

費用負担をめぐるトラブルの多くは、情報共有不足や判断の遅れによって起こります。
発見した時点で、関係者全員が同じ情報を把握しておくことが何より重要です。
撤去費用の概算を複数の業者に依頼し、金額や作業範囲を比較しておくと判断の精度が上がります。
また、撤去にかかる作業内容を「誰が」「いつまでに」行うかを明文化しておくと、後の誤解を防げるでしょう。
打ち合わせの記録を残す際は、日時と担当者、合意内容を簡潔にまとめるだけでも効果的です。
さらに、発見時の写真や見積書、契約書を一式まとめて保管することで、後日の証拠としても活用できます。
関係者間で丁寧に確認を重ねることで、余計なトラブルを防ぎ、費用面でも納得のいく対応が取りやすくなるでしょう。

撤去作業の流れと工期への影響

埋設物が見つかった場合、撤去作業をどのように進めるかによって工期や費用が変わります。
ここでは、撤去の一般的な流れと、工事全体への影響を抑えるための考え方を整理します。

撤去作業の基本手順を把握する

撤去作業は、まず専門業者による現地確認から始まります。
埋設物の種類や量、深さを調べ、撤去が必要かどうかを判断します。
撤去が必要と判断された場合、見積もりを取り、作業内容と費用を明確にしたうえで契約を結びましょう。
作業は通常、掘削・分別・運搬・処理という順で進められます。
廃棄物のなかには産業廃棄物処理法の対象となるものもあるため、適切な処理ルートを選ぶことが求められます。
このとき、処理証明書やマニフェスト(廃棄物の管理票)の発行を受けておくと、後の説明責任を果たすうえで有効です。
作業が完了したら、写真や報告書で完了状況を確認し、次の工程へ進む準備を整えましょう。

見積もりと費用の目安を理解する

撤去費用は埋設物の種類と規模によって異なります。
小規模なコンクリート片の撤去であれば数万円程度で済むこともありますが、大量の廃材や鉄くずが出た場合は数十万円に達することもあります。
見積もりを依頼する際は、作業の範囲と単価を明確にし、複数の業者から比較を取ることが大切です。
また、運搬費や処理費が別途加算されるケースもあるため、内訳を細かく確認しましょう。
契約前に「撤去範囲」「廃棄物区分」「処理費負担者」を明記しておくと、追加請求を防げます。
費用面だけでなく、作業日数や安全対策についても説明を受け、納得したうえで依頼することが安心につながります。

工期への影響とスケジュール調整の工夫

撤去作業には想定以上の時間がかかることがあります。
とくに基礎工事直前に埋設物が見つかった場合、工事全体のスケジュールに影響する可能性があるでしょう。
撤去作業が長引くと、重機の再配置や職人のスケジュール調整が必要になり、結果的にコスト増につながることもあります。
そのため、発見直後の段階で施工会社と密に連携し、代替工程を組み合わせて進めることが効果的です。
たとえば、他の区画の整地や資材搬入など、並行して進められる作業を検討する方法があります。
また、撤去後の地盤状態を確認するために、簡易的な再調査を行うと安心です。
再調査によって新たなリスクを早期に発見でき、再び工事が止まるリスクを防ぐことができます。
工期の遅れを最小限に抑えるためには、早い段階で対応方針を共有し、柔軟に調整できる体制を整えることが大切です。

再発防止とトラブル回避のための事前対策

事前調査で地中状況を把握する

もっとも基本的な対策は、工事前に土地の状態を把握しておくことです。
ボーリング調査(地盤のサンプル採取)や地歴調査(過去の土地利用履歴の確認)を行うことで、埋設物がある可能性を事前に把握できます。
過去に工場や住宅が建っていた土地では、基礎コンクリートや配管が残っていることが多く、調査の有無でリスクが変わります。
また、行政やインフラ事業者への照会も有効です。
上下水道やガス管などの位置情報を確認し、工事区域との重なりを避けるように計画を立てることで、無駄な掘削や損傷を防げるでしょう。
調査にかかる費用は発見後の撤去費用よりも抑えられるケースが多く、予防的な投資といえます。

契約時にリスク分担を明確化する

土地を購入したり、工事を依頼したりする際には、契約書の段階で「地中障害条項」を確認しておくことが重要です。
この条項では、埋設物が見つかった場合の費用負担や作業範囲が定められています。
内容をあらかじめ明確にしておくことで、発見後にトラブルが生じても責任の所在を判断しやすくなります。
また、不動産会社や施工会社と打ち合わせを行い、想定外の埋設物が発見された際の対応方針を共有しておくと安心です。
書面だけでなく、議事録やメールでやり取りを残すことで、後日の誤解や行き違いを防げます。
さらに、土地の売買時には契約不適合責任(欠陥に対する補償義務)の有無を必ず確認し、契約前に納得しておくことが大切です。

記録と情報管理で再発を防ぐ

埋設物トラブルを繰り返さないためには、記録を残し、情報を整理することが欠かせません。
撤去作業を行った場合は、写真・日付・担当者・作業内容を整理し、保管しておきましょう。
施工会社に報告書を提出してもらうことで、第三者にも確認できる客観的な資料となります。
また、地中情報を管理する「工事記録台帳」や「データマップ」を作成しておくと、今後の工事で再び同じ問題が発生するリスクを減らせます。
とくに複数の工区にまたがる開発では、情報を共有することで他の工事関係者にも有益なデータとなるでしょう。
記録を残すことは、将来の安心につながるだけでなく、土地の資産価値を守ることにもつながる重要な取り組みです。

まとめ

地中埋設物は、どの土地でも起こり得る身近なリスクといえます。
しかし、発見時の落ち着いた対応と、契約・記録・調査を通じた準備によって、費用や工期への影響を最小限に抑えることが可能です。
とくに、責任範囲を明確にしておくことや、現場での記録を丁寧に残すことが、後のトラブル防止につながります。
また、事前調査を行うことでリスクを減らし、万一の場合でも冷静に対応できる体制を整えられます。
不測の事態に備えて正しい知識を持つことで、安心して家づくりを進められる環境を守ることができるでしょう。

最後に...


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