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遺産分割協議の放置は大きなリスクになる!リスクや対処法をご紹介

2025-05-27

相続

近年、相続が発生しても遺産分割協議を行わず、そのまま放置するケースが増えています。しかし、遺産分割協議を怠ると様々なリスクが生じる可能性があります。今回は、放置することでどんなリスクがあるのかを解説します。

遺産分割協議を放置した場合に発生する主なリスク

近年、相続が発生したにもかかわらず、遺産分割協議を行わずにそのまま放置してしまうケースが増えています。特に不動産が遺産に含まれている場合、協議を先延ばしにすることによって思わぬトラブルやリスクが生じる可能性があるため、注意が必要です。遺産分割協議を放置した場合、どのような問題が発生するのでしょうか。まず、不動産の名義変更ができないことによる問題が挙げられます。相続人全員の合意がなければ、不動産の名義を書き換えることができず、売却や活用が著しく制限されてしまいます。また、名義が被相続人のまま放置されることで、登記手続きがますます複雑化していきます。

さらに、遺産分割協議を行わないまま時間が経過すると、相続人同士の意見が対立しやすくなり、家族間のトラブルが発生しやすくなります。特に、相続人のうち誰かが亡くなったり、疎遠になってしまうと、協議自体が難航する場合もあります。このような事態になれば、不動産の処分や管理に関して合意ができず、長期間不動産が“塩漬け”状態になってしまうことも少なくありません。

また、2024年4月より相続登記の義務化が始まりました。これにより、不動産の相続登記を放置すると、一定期間経過後に行政から罰則を科される可能性が出てきました。これまでよりも、相続登記を先送りにするリスクが大幅に高まったといえるでしょう。こうしたリスクを整理すると、以下のようになります。

リスク内容 具体的な影響 発生タイミング
名義変更ができない 不動産の売却や活用ができず、資産が現金化できない 協議未実施のまま一定期間経過後
相続人間のトラブル 協議がまとまらず、親族間で争いが生じる 複数の相続人が存在し、意見が分かれたとき
相続登記義務化による罰則 行政から過料などのペナルティを科される 2024年4月以降、期限を超過した場合

このように、遺産分割協議を放置することでさまざまなリスクが現実化します。大切な資産を守るためにも、できるだけ早期に協議を進めることが重要です。

遺産分割協議を放置することで将来的に起こりうるトラブル

遺産分割協議をつい後回しにしてしまう方は意外と多くいらっしゃいます。しかし、そのまま放置してしまうと、将来的に思いがけないトラブルへと発展するリスクが潜んでいます。例えば、相続人の人数が時間の経過とともに増え、協議がますます複雑になるケースがあります。最初は兄弟姉妹だけだった相続人が、年月が経つうちに相続人が亡くなったことで配偶者や子ども、さらには孫世代まで関わることになり、話し合いのハードルが一気に上がってしまうのです。また、不動産の名義が故人のままになっていると、その不動産を売却したり、賃貸やリフォームなどの活用をしたくても、手続きを進めることができません。結果として、せっかくの資産を有効に使えず、空き家や空地のまま放置されるリスクも高まります。

さらに、忘れてはならないのが固定資産税などの維持費です。不動産を所有している限り、毎年の税金や管理費、修繕費などの出費は避けられません。協議が済んでいないと、誰がこれらの費用を負担するかで揉め事に発展することも少なくありません。負担を巡る争いが続くと、家族関係に亀裂が入ってしまうことも考えられます。ここで、将来的に起こりうるトラブルを項目ごとにまとめてみました。

トラブルの種類 主な内容 発生しやすいタイミング
協議の複雑化 相続人が増えることで意思統一が難しくなり、合意形成が困難になる 相続人が高齢化・死亡した場合
不動産活用の停滞 名義変更できず売却や賃貸など資産活用が行えなくなる 売却や活用を希望したとき
費用負担問題 固定資産税や維持費の分担を巡り相続人間で揉める 納税通知や修繕が必要になったとき

このように、遺産分割協議を放置することで、後々解決が難しい問題に直面することが少なくありません。早めに協議を進めることで、円滑に相続や不動産の管理・活用ができ、無用なトラブルを未然に防ぐことができます。家族の将来のためにも、今できることから着実に行動していくことが大切です。

遺産分割協議を早期に行うメリットと対策

遺産分割協議を早期に進めることには、多くのメリットがあります。相続が発生した直後は、家族も落ち着かず、話し合いを先延ばしにしがちですが、放置することで不動産の扱いや相続人間の関係に大きな影響が出てしまいます。まず、早い段階で協議を済ませることで、不動産の名義変更がスムーズにできるため、売却や活用の選択肢が広がる点は大きな魅力です。特に、不動産の売却を検討している方や、賃貸経営など活用を考えている方にとっては、早期の協議が将来の資産形成の一歩となります。さらに、協議を怠ると相続人の人数が増え、話し合いが複雑化することが多いですが、早めに話し合うことでトラブルの芽を摘むことができます。

メリット 具体的な内容 対策例
不動産の活用・売却が容易 名義変更後は売却や賃貸の手続きが進めやすい 協議成立後すぐに不動産会社へ相談
相続トラブルの予防 早期に協議すれば感情的な対立を防ぎやすい 中立的な第三者(専門家)を交えて協議
手続きの負担軽減 書類集めや手続きが一度で済む 専門家に手続きのサポートを依頼

また、協議を円滑に進めるには、相続人同士の信頼関係を保つことも大切です。実際、感情的なもつれが大きなトラブルに発展する例も少なくありません。そんなときは、司法書士や不動産会社などの専門家に相談することで、客観的なアドバイスを得られます。専門家は、協議書の作成や手続きのサポートだけでなく、相続人全員が納得できる着地点を探るための橋渡し役も担ってくれます。思い立ったときが一番早いタイミングですので、悩んだらまずは専門家へ相談し、早期対応を心掛けてください。早めの行動が、将来の安心と資産の有効活用につながります。

まとめ:遺産分割協議を放置するリスクと早期対応の重要性

遺産分割協議を放置してしまうと、不動産の名義変更ができなくなり、売却や活用の道が閉ざされてしまいます。また、年月が経つごとに相続人が増え、協議自体が複雑化してしまうリスクも無視できません。こうした状況が続くと、相続人同士のトラブルや、思わぬ費用負担が降りかかる可能性が高くなります。固定資産税の負担や、管理責任なども放置のリスクとして現実的に考える必要があります。

早期に遺産分割協議を行うことで、不動産の有効活用や売却がスムーズにできるだけでなく、相続トラブルの予防にもつながります。さらに、専門家に相談することで、より安心して手続きを進めることができます。ここで、遺産分割協議を放置した場合と早期対応した場合の違いを、分かりやすく表にまとめます。

項目 協議を放置した場合 早期に協議した場合
不動産の活用・売却 名義変更できず、活用や売却が困難 名義変更がスムーズで活用・売却が可能
相続人間の関係 トラブルが発生しやすくなる 話し合いが円滑で関係悪化を防げる
費用・手間 固定資産税や管理費が増大 費用負担や手間が軽減される

遺産分割協議は、多くの方にとって慣れない手続きかもしれませんが、放置することでリスクや負担がさらに大きくなります。早めに話し合いを始め、必要に応じて専門家のサポートを受けることが、安心で円満な相続への近道です。遺産分割協議は、ご家族や大切な資産を守るためにも、ぜひ前向きに対応していきましょう。

まとめ

遺産分割協議を放置すると、不動産の名義変更や売却ができず、相続人同士のトラブルや法的リスクが高まります。早めに協議を進めておくことで、将来の負担や問題を避けられます。専門家の力も積極的に活用しましょう。


最後に...


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