要保護世帯向け
不動産担保型生活資金
- 適する状況
- 一定の不動産を持つ要保護の高齢者世帯
- 居住継続
- 原則可能
- 注意点
- 社会福祉協議会の審査があり、利用可能な場合は、この制度を生活保護に優先して利用することが要件となる
2026-07-26
持ち家と生活保護のはなし
持ち家があっても生活保護は申請できます。ただし、家を手放さずに保護を受けられるケースは限られており、居住実態や処分価値、住宅ローンの有無など、いくつもの条件を満たす必要があります。
ローンが残る家や処分価値の高い家は、売却・活用の対象になりやすいのが実情です。自己判断で決めつけず、福祉事務所へ先に相談しましょう。
まず要点から
読む前に、よくある疑問から
01
申請と保有は別の話
持ち家があっても生活保護の申請は可能です。ただし家に住み続けられるかは、居住実態・処分価値・住宅ローンの有無などを踏まえた別の判断で決まります。
生活保護は「今の収入や資産で最低限の生活ができるか」を世帯単位で確認する制度です。申請を受け付けるかどうかと、持ち家をそのまま保有できるかどうかは、別の手続きとして扱われます。
つまり「申請できる」ことと「持ち家に住み続けられる」ことは別問題です。まずは窓口である福祉事務所に相談でき、家を売る前に結論を出す必要はありません。
福祉事務所は、居住実態・処分価値・住宅ローンの有無・世帯事情という観点から保有の可否を判断します。処分価値とは、売却費用を踏まえてもなお活用できると見込まれる価値のことです。
持ち家の保有判断のめやす
| 判断項目 | 保有を認められやすい状況 | 売却・活用を求められやすい状況 |
|---|---|---|
| 居住実態 | 世帯の生活本拠 | 空き家・貸家・別荘・収益物件 |
| 処分価値 | 利用価値より 著しく大きくない |
高く処分しやすい |
| 住宅規模 | 世帯人数に相応 | 部屋数などに余裕 |
| 売却可能性 | 処分困難、経費が 代金を上回る |
売却を見込める |
| 住宅ローン | 返済中ではない | 住宅ローンを返済中である |
| 世帯事情 | 転居困難、健康・生活歴・ 近隣関係・自立に配慮 |
転居可能性や地域事情から 活用が妥当 |
家を所有していたら
生活保護の申請はできない?
02
確認される資料と、ローンの壁
福祉事務所は査定額とローン残高だけでなく、処分の可能性や世帯事情まで確認します。ローン完済前の住宅は原則として保有が認められにくい点が、実務上の大きなハードルです。
おさえておきたい3つの用語
確認資料の例
査定書を求められる場合もあり、提出物は福祉事務所へ確認します。オーバーローンであっても、生活保護の申請自体が認められないわけではなく、処分可能性や返済状況などを個別に判断します。抵当権抹消は任意売却も含め債権者と協議します。
なお、一定の居住用不動産を持つ高齢者世帯には要保護世帯向け不動産担保型生活資金という制度もあります。社会福祉協議会の審査があり、利用可能な場合は原則としてこの貸付制度を活用することが要件となるため、対象世帯は実質的に生活保護より先にこちらを使うことになります。
家を所有していたら
生活保護の申請はできない?
03
急いで決めず、順を追って
生活が切迫していても、持ち家の売却を急いで自分だけで決める必要はありません。まず福祉事務所へ相談し、相談から転居・売却調整まで5つのステップで進めます。
福祉事務所へ相談する
家計の状況を整理し、申請の可否や緊急性を確認します。
権利・残債を確認する
法務局や金融機関で、登記や税、ローンの資料をもとに所有関係と残高を確認します。
不動産会社に査定を依頼する
売却見込額と費用を確認します。
福祉事務所へ資料を提出する
資料一式をもとに、保有・売却・活用の方針が決まります。
転居・売却の調整をする
福祉事務所・不動産会社・債権者と、転居条件や実行方法を調整します。
家を所有していたら
生活保護の申請はできない?
この記事のまとめ
最後に
【東住吉区 不動産の窓口】(株式会社インテリジェンス東住吉店)は、近鉄南大阪線「北田辺」駅前にお店を構え、東住吉区を中心に不動産売買・仲介・コンサルタント業を行っている地域密着型の不動産会社です。
東住吉区の不動産買取、不動産にまつわる相続対策や空き家・古家の再生などを得意としており、大阪市内・近畿一円お任せくださいませ!
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