不動産売却時に利用する「訪問査定」とは?おすすめする理由や事前準備について解説

不動産売却時に利用する「訪問査定」とは?おすすめする理由や事前準備について解説

この記事のハイライト
●訪問査定とは、不動産会社の担当者が現地調査をおこなって価格を算出すること
●正確な価格を知りたい場合は訪問査定がおすすめ
●訪問査定の際には書類を準備して、きれいに掃除をしておくことが大切

不動産を売却する際には、どれくらいの価格で売却できるのかを把握するために、不動産会社に査定を依頼する必要があります。
不動産査定には2つの種類がありますが、不動産売却が決まっているのであれば、「訪問査定」がおすすめです。
そこで今回は、訪問査定とはなにか、訪問査定をおすすめする理由や注意点、依頼する際の事前準備について解説します。
大阪府大阪市東住吉区で不動産の売却をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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不動産売却時に利用する「訪問査定」とは

不動産売却時に利用する「訪問査定」とは

冒頭でもお伝えしたように、不動産を売却するときに依頼する査定には、「机上査定」と「訪問査定」の2つの種類があります。
まずは、それぞれの特徴や違いについて解説します。

机上査定とは

机上査定とは、「机の上」で査定をする、つまり情報やデータだけで価格を算出する査定方法です。
簡易的に査定をおこなうことから、簡易査定ともいいます。
机上査定に用いられる情報は、物件の基本情報、類似物件の成約価格、不動産市場の動向、公示地価などです。

訪問査定とは

訪問査定とは、机上査定で利用したデータにくわえ、不動産会社の担当者が実際に現地に訪れて調査した内容も加味して、価格を算出する査定方法です。
物件の日当たりや眺望、駅からの距離、周辺環境など、データだけではわからない物件の状態や住み心地も、査定価格に加味されます。
実際に現地調査をおこなうことから、実査定ともいいます。

机上査定と訪問査定の違い

2種類の査定の大きな違いは、現地調査をおこなうかどうかという点です。
そのため、結果がわかるまでにかかる時間も異なります。
机上査定は、データだけで査定をおこなうため、早ければ当日、遅くても3日以内には査定結果がわかります。
訪問査定は、データ+現地調査の結果で価格を算出するため、結果が出るまで1週間ほどかかるのが一般的です。

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不動産売却時に「訪問査定」をおすすめする理由と注意点

不動産売却時に「訪問査定」をおすすめする理由と注意点

机上査定と訪問査定のそれぞれの特徴や違いについて前章で解説しましたが、不動産を売却する意思が固まっている場合は、訪問査定をおすすめします。

訪問査定をおすすめする理由

なぜ訪問査定がおすすめなのか、その理由は以下のとおりです。
正確な査定価格を知ることができる
不動産の価格は、その物件ごとの状態が異なるため、データだけでは正確な価格を算出することはできません。
たとえば、築年数や間取りなどが同じ物件であっても、所有者の暮らしぶりや家族構成、メンテナンスの頻度によって、劣化の具合が違うからです。
訪問査定であれば、実際に担当者が建物や設備の劣化状況を確認します。
したがって、より売却価格に近い査定価格を知ることができます。
不動産の売却を迷っていて、大まかな価格を知りたいという方は、机上査定でも良いでしょう。
しかし、実際に販売価格を決めるうえでの目安にしたい場合や、現実的な価格が知りたいという方は、訪問査定で正確な査定価格を確認するようにしましょう。
どのみち訪問査定を受けることになる
不動産を売却する場合、机上査定だけで販売価格を決めることはおすすめしません。
なぜなら、不動産は適正な価格で売り出さないと、売却に繋がりにくいためです。
つまり、机上査定を受けた場合でも、結局は訪問査定を受けることになります。

訪問査定を依頼する際の注意点

訪問査定を依頼する際には、以下のようなことに注意しましょう。
不動産会社の担当者の対応をチェックする
訪問査定は、不動産会社の担当者が現地に訪れ、仲介を依頼する場合はそのまま売却活動も担当するのが一般的です。
不動産の売却は、担当者と一緒に販売戦略を立てながら成約を目指します。
つまり、不動産売却をおこなううえでの、パートナーとなる存在なのです。
訪問査定のときは、訪れた担当者の人となりを見極めるチャンスでもあります。
不動産の売却でわからないことを相談したり、物件の強みをアピールしたりなど、コミュニケーションをとってみましょう。
売却の理由や期限を伝える
訪問査定の際には、売却の理由や期限を担当者に伝えることも大切です。
なぜなら、売主の希望によっては査定の結果が異なるためです。
たとえば、住み替えで新居への引っ越しが済んでいたり、相続で取得した空き家など、売却を急がない方にとっては、少しでも高値で売却できるようにしたいでしょう。
しかし、離婚や転勤などで引っ越しの期限が決まっており、早急に売却したい方には、通常の仲介で買主を探しても、期限までに売却できない可能性があります。
その場合、「仲介」ではなく「買取」がおすすめです。
買取は、不動産会社が買主となって直接物件を買い取る方法です。
売却活動をおこなわないため、不動産会社が提示する査定価格に納得すれば、すぐに売買契約に進みます。
売却代金も、1週間~1か月ほどで受け取れるため、早く現金化したい方にはおすすめの方法です。
ただし、仲介より売却価格が低くなるのが一般的です。
不動産を売却する理由は人ぞれぞれであるため、価格よりもスピードを重視する方もいれば、じっくり腰を据えて高値売却を目指したい方もいます。
不動産会社は、売主の個別の事情に合わせた販売戦略を立てるため、希望があれば訪問査定のときにご相談ください。

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不動産売却時に「訪問査定」を利用する際の準備

不動産売却時に「訪問査定」を利用する際の準備

最後に、訪問査定を受けるときまでに準備しておくべきことについて解説します。
訪問査定の事前準備として、以下のようなことをおこないましょう。

書類を揃えておく

訪問査定を依頼する際には、以下のような書類が必要です。

  • 売買契約書・重要事項説明書
  • 登記簿謄本または権利証
  • 購入時の資料・図面
  • 設備の仕様書
  • 固定資産税納税通知書および固定資産評価証明書

マンションの場合は、管理規約も重要な資料となるため準備してください。
また、耐震診断報告書やアスベスト使用調査報告書、リフォーム履歴、ホームインスペクションの結果などがあると、物件の価値を高める可能性があります。

きれいに掃除をする

不動産査定のチェック項目のなかに、掃除がなされているかどうかを調査する項目は、一般的には入っていないことが多いでしょう。
しかし、訪問した物件がきれいに掃除されていると、買主からの印象も良くなることが予想できます。
反対に、整理整頓がなされておらず、ほこりや汚れが目立つ家は、査定をおこなう担当者としても、あまり良いイメージを持たないかもしれません。
査定価格に影響するかどうかは別にして、内見に備える意味でも、売却を決めたらきれいに掃除をしておくようにしましょう。

アピールポイントをまとめておく

日当たりが良い、生活の利便性が高いなど、物件の強みは売主だからこそわかることです。
訪問査定の際に、物件の良さを伝えられるよう、アピールポイントをまとめておきましょう。

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まとめ

不動産を売却する際の査定には、「机上査定」と「訪問査定」の2種類があります。
大まかな価格が知りたい場合は、机上査定で良いかもしれませんが、売却することが決まっていて現実的な価格が知りたい場合は、訪問査定がおすすめです。
訪問査定では、物件の価値を高められるような書類があれば準備し、不動産会社の担当者とコミュニケーションをとりながら、物件の魅力をアピールしましょう。
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