2024-11-04
不動産売却を成功させるためには、効果的な売却活動をおこない、物件の良さをアピールすることが大切です。
最近は、不動産売却の手法の1つとして、「オープンハウス」が注目されているため、ぜひどのような方法なのかを把握して検討してみましょう。
今回は、不動産売却の手法の1つである「オープンハウス」とはなにか、実施するメリット・デメリットについて解説します。
大阪府大阪市東住吉区で不動産の売却をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
\お気軽にご相談ください!/
目次
オープンハウスとは、売り出し中の不動産を、見学できるように開放する手法です。
「オープンルーム」と呼ばれることもありますが、2つに大きな違いはなく、明確な基準もありません。
一般的には、一戸建てを開放する場合は「オープンハウス」、マンションなどは「オープンルーム」と呼ぶことが多いです。
不動産の購入を検討している方は、まずインターネットや不動産情報誌などを見て、希望条件に近い物件を何軒かピックアップします。
そして、実際に物件を見学したうえで比較し、どの物件を購入するか検討するのが一般的です。
本来、売り出し中の不動産は、不動産会社が仲介しているケースがほとんどであるため、物件も不動産会社が管理しています。
したがって、内見したい物件が見つかったら、不動産会社に内見の予約を入れ、担当者が室内を案内するのが一般的です。
しかし、オープンハウスは、物件に興味を持った方が自由に内見できます。
オープンハウスを実施している時間には、不動産会社の担当者が待機しており、訪れた方を案内する流れになっています。
不動産を売却するときは、内見時に良い印象を持ってもらうことが大切です。
そのため、居住中に家をオープンハウスとして開放する場合は、整理整頓や清掃をしっかりおこなう必要があります。
引っ越しを済ませている場合は、「ホームステージング」を取り入れるのがおすすめです。
ホームステージングとは、「家を演出する」という意味の言葉で、売り出す家を家具や照明、観葉植物などで飾ってモデルルームのように魅力的に演出することです。
ホームステージングで室内を魅力的に演出し、オープンハウスとして開放すれば、生活のイメージがしやすく、内見者の購入意欲がアップする可能性がありますよ。
▼この記事も読まれています
擁壁のある不動産は買取がおすすめ?売りにくい理由や売却方法を解説
\お気軽にご相談ください!/
不動産を売却するときにおすすめの「オープンハウス」の概要について前章で解説しましたが、実際に取り入れるなら、メリット・デメリットを知ったうえで検討したいですよね。
そこで次に、オープンハウスを実施するメリットについて解説します。
前章でも解説しましたが、通常の不動産売却では、物件に興味を持った購入検討者が不動産会社に問い合わせ、内見の予約をするのが一般的な流れです。
つまり、通常は、購入検討者からの問い合わせを待つことになります。
内見希望は週末に入ることが多く、1か月に3組ほど内見に訪れるのが一般的なペースです。
一方、オープンハウスは予約を入れなくても気軽に見学できるため、1日で10組が内見に訪れることも珍しくありません。
不動産を売却するためには、まず内見率をアップさせる必要があります。
オープンハウスは、多くの方に物件を知ってもらうチャンスです。
予約なしに見学できる機会を作ることで、内見率も上がりやすくなります。
オープンハウスは、日時を決め、不動産会社の担当者が待機しているのが一般的です。
通常の内見の場合、予約した時間に合わせて内見することになりますが、オープンハウスの場合は、購入検討者が都合の良い時間に訪れることができます。
開催している時間内であれば、ゆっくり見学することができるため、購入検討者にとっても、気になる箇所をしっかりチェックすることが可能です。
また、待機している不動産会社の担当者にとっても、物件について時間をかけて説明できるため、しっかりアピールできます。
オープンハウスは内見率がアップするため、それだけ物件について多くの方に知ってもらうことができます。
内見率がアップすれば、成約に繋がる可能性が高まります。
先述のとおり、ホームステージングを取り入れることで、モデルルームのような空間を体感してもらえるため、購入検討者からの印象も良くなり、売れやすくなるのです。
もし、オープンハウスを実施しても、あまり内見者が来なかった場合は、売り出し価格や時期など、なにか問題点があるのかもしれません。
内見者は多かったのに成約に繋がらなかった場合は、内見時の対応や、物件の状態が良くなかった可能性があります。
つまり、オープンハウスを実施することで、その不動産の問題点を把握することができるのです。
▼この記事も読まれています
二世帯住宅は不動産買取がおすすめ?売却しにくい理由や売るためのコツ
\お気軽にご相談ください!/
オープンハウスを実施することで多くのメリットを得られますが、デメリットも存在します。
あとで後悔しないために、デメリットについても事前に把握しておくことが大切です。
そこで最後に、オープンハウスを実施することで生じるデメリットについて解説します。
オープンハウスを実施する際には、チラシを配布したり、看板を設置したりして、告知する必要があります。
そのため、家を売り出していることを周辺の方に知られることになります。
したがって、周辺の方に知られずに家を売却したい方には、向いていない方法です。
不特定多数の方が内見することに抵抗がある方や、家族が反対している場合も、オープンハウスはおすすめしません。
立地条件によっては、多くの方が一度に内見に訪れる可能性があります。
なかには、冷やかしのような方もいるかもしれません。
内見は、購入検討者に物件の魅力を知ってもらい、アピールするチャンスですが、同じタイミングで内見に来られた方すべてに対応するのは難しいでしょう。
内見者にとっても、ほかに多くの方が室内にいると、ゆっくり話を聞いたり見学したりすることができない場合があります。
オープンルームを実施する際には、内見に来てくれた方に粗品を渡したり、開催期間中に成約になった場合には、プレゼントをしたりといったことを追加でおこなう場合があります。
それにかかる費用が、オプション料金として発生する場合もあります。
また、ホームステージングを実施する場合は、家具や観葉植物などのレンタル料金を支払うのが一般的です。
オープンハウスを成功させるための戦略に費用はかかるのかどうかを、事前に確認したうえで検討しましょう。
このように、オープンハウスにはデメリットがありますが、メリットも多くあるため、興味のある方はぜひ弊社へご相談ください。
▼この記事も読まれています
任意売却ができないケースとは?任意売却ができないとどうなる?
不動産を売却するときには、オープンハウスを実施することで、内見率がアップし、成約に繋がる可能性が高まります。
しかし、周辺の方に知られてしまうことや、内見者の対応に追われるなど、デメリットも存在します。
とはいえ、家を開放することで多くの方に知ってもらえるため、ぜひオープンハウスの実施を検討し、早期売却を目指しましょう。
東住吉区の不動産のことならインテリジェンスへ。
地域密着型で約80年の東住吉区を中心とした売買実績があります。
お客様に寄り添ったご提案をさせていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。
この記事のハイライト ●現状渡しとは建物の欠陥を修理せずにそのままの状態で売却すること●修繕費がかからず早期売却が可能などのメリットがある●欠陥を見落とす可能性があるため現...
2022-08-08
この記事のハイライト ●離婚に伴う不動産売却は離婚後に進めるほうが良い●不動産の売却方法は離婚時の状況に応じて選択する●仲介の際に不動産会社と結ぶ媒介契約には3つの種類があ...
2022-08-15
この記事のハイライト ●住宅ローンが返済不可になる前に金融機関に相談することが大切●住宅ローンを滞納したからといってすぐに競売にかけられるわけではない●任意売却は競売よりも...
2022-08-29
この記事のハイライト ●資産性のない不動産のことを「負動産」という●負動産を相続放棄すると、ほかの財産もすべて相続できなくなる●売却しにくい負動産を手放すには買取がおすすめ...
2022-10-07